文化芸術創造都市

趣旨

 産業構造の変化により都市の空洞化や荒廃が問題となる中,欧州などでは,文化芸術の持つ創造性を活かした産業振興や地域活性化の取組が,行政,芸術家や文化団体,企業,大学,住民などの連携のもとに進められてきました。こういった取組は「クリエイティブ・シティ」として国内外で注目されつつあります。ユネスコも,文化の多様性を保持するとともに,世界各地の文化産業が潜在的に有している可能性を都市間の戦略的連携により最大限に発揮させるための枠組みとして,2004年に「創造都市ネットワーク」事業を開始しました。
 文化庁においても,文化芸術の持つ創造性を地域振興,観光・産業振興等に領域横断的に活用し,地域課題の解決に取り組む地方自治体を「文化芸術創造都市」と位置付け,文化庁長官表彰,国内ネットワークの構築を通じ支援しています。

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