(2)計画,実行,検証,改善(PDCA)サイクルの確立等

 本基本方針に基づく文化芸術振興施策の着実かつ継続的な実施を図るとともに,国民への説明責任の向上に資するため,重点戦略に係る計画,実行,検証,改善(PDCA)サイクルを確立し,各施策の進捗状況を点検するとともに不断の改善を図る必要がある。このため,文化審議会において,重点戦略に基づく施策の進捗状況を年度ごとに点検することとし,併せて有効な評価手法の確立に努める。
 その際,文化芸術各分野及び各施策の特性を十分に踏まえ,定量的な評価のみならず定性的な評価も活用し,質的側面を含む適切な評価を行うとともに,年度によって選択的に軽重を付した評価を行うことも検討する。また,施策の評価のみならず企画立案等にも必要な基礎的データの測定・収集,及び中長期的な影響・効果の測定手法など各種調査研究の充実を図る。

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