資料9

資料9

国家補償制度に関する外国調査実施の概要

1 調査目的

 諸外国における美術品等の国家補償制度を調査し、我が国において同様の制度の導入を検討する上での参考とする。 調査対象国

アメリカ合衆国、イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、オーストラリア(その他の国についても、必要に応じ、適宜調査を行う。)

3 調査内容

以下の項目について、各国の行政担当者、美術館・博物館等関係者、保険会社等へのヒアリングを通じて調査を行う。

  1. (1)制度理念、補償対象、補償額の上限・下限及び国庫負担の仕方
  2. (2)申請・採択実績、事故発生件数及び国庫負担額等の運用実績
  3. (3)補償の対象となる展覧会を選定するための審査体制
  4. (4)国家補償制度と民間保険の関係
  5. (5)美術館・博物館等における管理体制
  6. (6)美術館・博物館等を支える専門的人材の養成・確保の方策

4 調査の実施時期

 アメリカ合衆国については、今月末から関係職員等を派遣し、現地調査を行う。その他の国については、調査対象国の在外公館等と連携しつつ、順次実施する。

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