資料6
特別史跡キトラ古墳石室内の損傷について
1.概要
キトラ古墳については,週2回カビ等の点検を行っているところであるが,平成20年1月29日(火)に西壁のカビ処置作業を行っていたところ,北壁に筆の柄(竹の部分)の先が当たり,漆喰の一部が損傷した。
2.損傷状況
(1)日時 | : | 平成20年1月29日(火) 15:00頃 |
(2)場所 | : | キトラ古墳北壁西側下部分 |
(3)大きさ | : | 縦約1.5センチメートル×横約0.3センチメートル(最大部分) |
(4)漆喰の状況 | : | 現在,筆の柄(竹の部分)の先の部分に漆喰がついた状態。
損傷箇所に戻すことは可能。 |
3.今後の措置
損傷した漆喰については,筆の柄に残った状態にあり,今後の措置については,検討中である。


