地域文化振興のための方策に関する主な視点(案)
視点1.地域文化を振興するために地域の「文化力」をいかに結集するか
地域文化振興の基本方針等の策定
- 地域文化の振興について基本的な方針等を策定する際に、留意すべき点は何か
民間と行政等との連携
- 文化活動団体やNPO等との連携をどのように進めるか、また、その際に留意すべき点は何か
- 地域振興の関係者(まちづくり、観光等)との連携をどのように進めるか、また、その際に留意すべき点は何か
相談体制の整備
- 地域住民が気軽に文化活動を相談できる体制をいかに整備するか
視点2.文化活動を支える人材をいかに育成し、確保するか
地域文化活動を活性化するための人材開発
- 地域において文化活動をコーディネートする能力(活動の仲介や調整能力)を持った人材(アートマネジメント担当者)をどのように育成するか
- アートマネジメント(文化活動の企画・調整・運営)担当者の能力を高めるためには、どのような研修が望ましいか
- 文化行政担当者に期待される役割は何か
文化ボランティアの推進と活用
- 地域住民が文化ボランティアに参加しやすい仕組みとはどのようなものか
- 文化ボランティアにより力を発揮してもらうにはどうしたらよいか
地域住民が文化活動に参加しやすい環境や仕組みの確立
- 地域住民の参加意識を高めるためにはどうしたらよいか
- 地域住民と文化活動団体を結ぶ仕組みを作るにはどうしたらよいか
- 企業の持つ人材・ノウハウを文化活動に提供してもらうには、どうしたらよいか
大学等の教育機関との連携
- 人材の育成に関して、大学等に期待することは何か
- 地域貢献として、大学等の持つ専門知識・能力を地域文化の振興にどのように活用するか
文化行政・公立文化施設における人材の確保
- 文化に精通した職員をいかに育成・確保するか
- 外部の人材をいかに活用するか
視点3.文化活動を支える拠点・資源をいかに活性化するか
文化施設(文化会館、美術館・博物館等)の活用
- 文化施設の魅力をいかに高めていくべきか
- 文化施設のネットワーク化をいかに図るか
- 指定管理者制度をどのように活用するか
文化財の活用
- 地域文化の振興のために、地域にある様々な文化財をいかに活用するか
学校施設や社会教育施設(公民館等)の活用
- 学校施設や社会教育施設を文化活動に利用する場合の課題は何か
視点4.子どもの文化活動への支援をどのように進めるか
多様な本物の芸術体験の推進
- 子どもの多様な本物の芸術体験を深めるためには、何をすべきか
地域が子どもの文化活動を支える仕組みの構築
視点5.文化活動に関する情報収集・発信をどのように進めるか
地域住民への適切な情報提供
文化活動関係者及び全国に向けての情報発信
全国の文化活動に関する情報の収集
マスメディアへのアプローチ
- 地域の文化活動をマスメディアにもっと取り上げてもらうにはどうしたらよいか
視点6.文化活動への資金的援助をいかに確保するか
公的支援の活用
- 国や地方自治体等が効果的な支援をするにはどうすべきか
民間資金の活用
- 企業メセナをいかに活性化するか
- 企業の社会貢献活動を地域文化に向けてもらうにはどうすべきか
個人による支援の活用
- 個人からの寄付等をどのように地域文化に取り込み、活用するか