(2)文化芸術を創造し,支える人材の充実

 文化芸術に係る人材については,芸術家の国内での活躍の場が少なく海外流出も見られるといった事例のほか,文化芸術を支える専門人材の不足や養成体制に関する課題等が指摘されている。また,無形の文化財等の技術・技能が途絶えるおそれがあるなど,様々な課題がある。これらを踏まえ,芸術家をはじめ文化芸術を創造し,支える人材を充実する観点から,以下の取組を進める。


  • ◆ 新進芸術家の海外研修やその成果を還元する機会を充実したり,国内での研修機会を得られるようにしたりするほか,顕彰制度を拡充するなど,若手をはじめとする芸術家の育成に関する支援を充実する。
  • ◆ 文化芸術活動や施設の運営を支える専門的人材の育成・活用に関する支援を充実する。
  • ◆ 無形文化財や文化財を支える技術・技能の伝承者に対する支援を充実する。
  • ◆ 文化芸術の振興に当たり,大学等の関係機関との連携を強化する。
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