近現代建造物の保存と活用の在り方(報告)

平成30年7月24日

近現代建造物は,明治期からの近代の発展を継承する建築及び土木構造物です。文化庁ではこれらの近現代建造物について文化財保護法に基づき重要なものを文化財として指定し,その保護に努めています。

現代社会の中で稼働している近現代建造物は,修理や改修をしながら継続的に活用していくことが保存にもつながります。一方で,近現代建造物には,伝統的な木造の文化財建造物とは異なる煉瓦,鉄,コンクリートなどの非木造の建造物が多く含まれるため,文化財の保存と活用を進める上で様々な課題にも直面しています。

そこで,文化庁では「近現代建造物の保存と活用の在り方に関する協力者会議」を設置し,平成28年度から近現代建造物の今後の保存と活用の方向性について,以下の項目の調査研究を進めてきました。

  • ・近現代建造物における保存と活用の考え方
  • ・近現代建造物の修理の担い手確保
  • ・現行の工事執行制度における課題と対策

この度,本協力者会議の検討結果を取りまとめたので,報告いたします。

報告書

参考資料

担当

文化庁文化資源活用課

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