文部科学省と韓国文化体育観光部との覚書締結について

平成23年9月6日

文部科学省は,韓国文化体育観光部と著作権協力に係る覚書を締結しましたので,お知らせします。


 文化庁では,平成18年より,韓国文化体育観光部との間で事務レベルでの日韓著作権協議を実施してきました。平成23年1月に開催された第3回日中韓文化大臣フォーラムに際して,近藤文化庁長官と柳前韓国文化体育観光部長官が会見した際の合意を受け,協議の位置づけを明確にし,著作権等に係る交流及び協力の枠組みを構築・強化するため「日本国文部科学省と大韓民国文化体育観光部との著作権及び著作隣接権分野における連携強化に関する覚書(148KB)」に合意しました。

 本覚書は,日韓両国の円滑な文化交流を確実にし,相互理解を促進するとともに,文化産業を発展させる上で重要な意義を有する著作権及び著作隣接権における協力のための包括的な枠組みを構築することを内容としています。

 具体的には,[1]日韓著作権会議の開催,[2]情報及び経験の共有を図るため日韓著作権フォーラムの開催,[3]著作権関連団体間の相互交流促進などの分野で両国が協力していくこととしています。

 日韓両国の著作権部局間の協力・連携がますます強固になることが期待できることから,今回の覚書合意は両国の著作権保護の観点から大きな意義を有すると考えております。

 なお,日本側の署名については,8月26日に東京にて高木義明前文部科学大臣が行い,韓国側の署名は9月6日にソウルにて鄭柄國韓国文化体育観光部長官が行いました。

(担当部署:文化庁著作権課)

文部科学省と韓国文化体育観光部との覚書締結についての様子
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