ASEM第8回文化大臣会合(概要)

平成30年3月2日

各国代表集合写真

3月1日及び2日,ブルガリアのソフィアにおいて,ASEM第8回文化大臣会合(全体テーマ:国際関係における文化の役割~今後の道筋~)が開催された。ASEMとは,「Asia-Europe Meeting(アジア欧州会合)」の略称であり,アジア(21か国と1機関),欧州(30か国と1機関)の計51か国と2機関により構成されるものである。本会合には,43か国の代表,欧州委員会及びアジア欧州基金(ASEF)関係者が参加した。我が国からは文化庁国際文化交流室長,在ブルガリア大使館関係者他が出席した。

全体会合では,国際関係が複雑な課題に直面する中で,文化には様々の困難を乗り越える力があること,人と人とのつながりを深めていく文化交流の役割がますます重要となっていること等について認識を共有しつつ,各国から,自国の国際文化交流に関する政策や具体例を紹介した。

また,全体会合に加えて,「社会的・経済的発展のエンジンとしての文化の支援」,「コミュニティー間の平和的関係のための文化・文化間対話の支援」,「文化遺産に関する協力の強化」のテーマのもと,3つの分科会が開催された。

また,今次文化大臣会合に時期を合わせて,アジア欧州基金(ASEF)より,ポータルサイトや,芸術家への支援,博物館のネットワーキング等に関する同基金の活動報告が行われた。

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