平成28年7月12日
スポーツ庁・文化庁・観光庁
スポーツ庁,文化庁及び観光庁は,2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会等の世界的なイベントの我が国での開催を控え,各地域のスポーツイベントと文化芸術資源を結び付け,世界に誇れる新たな観光資源を生み出すなど,三庁の政策連携による相乗効果によって,新たに生まれる地域ブランドや日本ブランドを確立・発信し,2020年以降も訪日観光客の増加や,国内観光の活性化を図るため,平成28年3月に包括的連携協定を締結しました。
このたび,具体的な政策連携の取組として,次の要領により,スポーツ文化ツーリズムを広く募集し,「スポーツ文化ツーリズムアワード2016」として優秀な取組を発表・表彰します。
1.公募要領
(1)申請者
地方公共団体,観光振興団体,経済団体,スポーツコミッション,スポーツ団体,文化芸術団体,旅行会社等の民間企業,特定非営利活動法人等による協議体。
なお,協議体での応募を原則とするが,上記団体等の単体での応募も可とする。
(2)公募要件
次の1)~3)すべてを満たす取組又はイベント(以下,「イベント等」という。)とする。
1)「スポーツ」と「文化資源」を組み合わせたものであること。
- ・「スポーツ」の例:するスポーツ,観るスポーツ,支えるスポーツ
- ・「文化資源」の例:文化財,その土地の文化・風習・食、メディア芸術,伝統芸能等
- 取組例:スポーツ合宿と地域文化の交流行事,世界文化遺産の中でのウォーキング大会,伝統文化を取り入れた踊り・ダンスの体験 等
(海外事例)
○アメリカ・インディアナ州:100年以上続くモータースポーツ文化の体験
(観るスポーツ×観る文化)
○スイス・ローザンヌ:ローザンヌで体験するオリンピック都市の伝統と夏祭り
(する,観るスポーツ×体験する文化)
○カンボジア:アンコールワット国際ハーフマラソン
(するスポーツ×観る文化)
2)国内外の観光客の増加,長期滞在を促す仕組みや地域への経済効果波及につながる工夫があること。
3)地域の活力の着実な増加につながるものであること。
(3)公募期間
平成28年7月12日(火)~8月12日(金)
(4)提出書類
次の書類を,下記3.に示す提出先まで電子メールにより提出すること。また提出に際しては電子メールの件名を「【スポーツ文化ツーリズムアワード】(○○観光協会(申請団体名))」とすること。
- [1]様式1応募シート(23.4KB)/ 様式1応募シート(77.1KB)
- [2]取組(PPT方式,A4版1ページ以内)
- [3]対象地域一覧図及び写真等資料(形式自由,A4版,枚数自由)
- ※広報活動用の写真も御用意ください。また,その目的・紹介のため使用させていただく場合もあります。コピーライトの表示など必要があれば御記載ください。
2.選定について
(1)選定方法
公募期間終了後,有識者等の意見を踏まえながら,スポーツ庁,文化庁,観光庁において選定を行う。
なお,必要に応じて申請者に対してヒアリングを実施するとともに,追加資料の提出を求める場合がある。
(2)選定過程
【一次選定(入選)】
全国地方新聞社連合会及び各庁により,「北海道・東北」,「関東」,「北陸信越」,「中部」,「近畿」,「中国」,「四国」,「九州・沖縄」の8ブロックの中から原則各1選以上,10選程度を選定。選定結果は,本年9月に発表。
選定された取組については,各庁,関係団体のHPで紹介する他,本年9月の「ツーリズムEXPO ジャパン」において紹介予定。
【二次選定(本選)】
一次選定の中から,各庁選出の有識者及び各庁長官により,大賞,各長官賞等を年内に選定し,発表・表彰。
(3)選定基準
- ・スポーツ及び文化の要素を含んだ観光振興の取組であること。
- ・地域ブランドや日本ブランドの確立・発信に寄与するものであること。
- ・観光客を呼び込むための効果的なプロモーション,体制が整っていること。
- ・日本や地域への理解を深めるものであり,各地域の特色や実態に即した誘致・誘客等の工夫があること。
- ・訪日観光客の増加や国内観光の活性化に寄与し,日本及び地域に大きな経済効果が期待できること。
3.提出先・問合せ先
【提出先】
○スポーツ庁参事官(地域振興担当)E-mail:stiiki@mext.go.jp
【問合せ先】
○スポーツ庁参事官(地域振興担当)大澄,梅田
電話:03-6734-3930(直通)/03-6734-3773(直通)
○文化庁長官官房政策課 加々美
電話:03-6734-2806(直通)
○観光庁観光地域振興部観光資源課 西村
電話:03-5253-8925(直通)