印刷版(5.9MB)
平成30年6月7日
(1) 国指定文化財(美術工芸品)全件(10,524件)の所在確認調査の結果については,平成26年7月4日に第1次取りまとめ,平成27年1月21日に第2次取りまとめ,平成28年5月13日,平成29年5月17日にフォローアップとして公表しました。その結果は,所在が確認できた件数が「10,304件」,所在不明と判明した件数が「164件」,追加で確認が必要な件数が「56件」でした。
(2)これらについて更に確認を進めたところ,所在不明とされていた「164件」のうち「3件」について所在が確認できました。また,追加で確認が必要とされた「56件」のうち「6件」の所在が確認できました。
一方,所在が確認できていた「10,304件」のうち,追加で確認が必要なものとして「1件」が判明しました。
(3)以上により,平成29年度末時点で,調査対象の国指定文化財(美術工芸品)「10,524件」のうち,所在が確認できた件数が「10,312件」,所在不明の件数が「161件」,追加で確認が必要な件数が「51件」となりました。
(4)文化庁としては,追加で確認が必要な文化財について,引き続き確認作業を進めるとともに,所在不明と判明した文化財の追跡や,再発防止に努めてまいります。
〔参考〕なお,所在不明とされていた文化財のうち,平成30年4月に14件発見されました。
<お問合せ先>
文化庁文化財部美術学芸課
- 課長
- 圓入由美(内線2884)
- 専門職
- 袴田紗依子(内線2885)
- 調査指導係長
- 河北百合(内線2887)
電話:03-5253-4111(代表)
別紙
国指定文化財(美術工芸品)の所在確認調査の経緯や現況について説明されています。
国指定文化財(美術工芸品)の所在確認の現況について(51.9KB)
平成28年度末時点で所在不明とされていた164件のうち,その後所在が確認できた3件の一覧です。
別紙1 所在確認調査の第2次取りまとめ以降で所在が確認された国指定文化財(美術工芸品)(64KB)
所在不明の国指定文化財(美術工芸品)161件の内訳です。
別紙2 所在不明の国指定文化財(美術工芸品)内訳(43.3KB)
所在不明の国指定文化財(美術工芸品)147件の一覧です。
別紙3 所在不明の国指定文化財(美術工芸品)一覧(5.5MB)
参考資料
参考資料(146.8KB)

PDF形式を御覧いただくためには,Adobe Readerが必要となります。
お持ちでない方は,こちらからダウンロードしてください。