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史蹟名勝天然紀念物保存法(大正8年法律44号)が施行されて令和元年6月1日で100年を迎えます。記念物保護制度施行100年を記念して,文化庁では3年間にわたり「記念物100年事業」を行い,これまでの記念物保護の100年を振り返り,これからの100年に向けて取り組む契機としたいと考えています。
この度,施行からちょうど100年目を迎える本年6月1日に「記念物100年事業」のキックオフイベントを実施します。その他,記念物100年事業の概要は以下のとおりです。
1.記念物100年事業キックオフイベントについて
- 日時:
- 6月1日(土)10:30~11:30
- 場所:
- 東京都江戸東京博物館5階常設展示室中村座前
- https://www.edo-tokyo-museum.or.jp/information/access/
- 出演者:
- 佐藤信(東京大学名誉教授・人間文化研究機構理事・博士(文学))
- 葦木ヒロカ(シンガー・アーティスト・長和町黒曜石のふるさと親善大使・茅野市縄文ふるさと大使)
- 宮田亮平(文化庁長官・金工作家)
※出演者プロフィールは別紙を御覧ください。
※3名による対談が中心。対談の前後に,史跡などをフィールドとして活動を続ける葦木ヒロカさんの歌を挟みます。
- 参加費等:
- (一般参加)申込不要,参加費無料。ただし東京都江戸東京博物館の入館料が必要です。
取材について:
取材申込みは,5月30日(木)18:00までに担当課のメールアドレスに,(1)お名前(2)御所属(3)電話番号(4)メールアドレスをお送りください。件名には「キックオフイベント 取材希望」と御記入ください。
なお,取材当日は,身分証明書を持参し,必ず社名入りの腕章を着用してください。
※6月1日は東京都江戸東京博物館『発掘された日本列島展2019』のオープニングの日に当たりますので,併せての取材も歓迎します。
2.記念物100年事業について
<趣旨>
「記念物」(史跡名勝天然記念物)保護の取組が始まってから,令和元年で100年を迎える(史蹟名勝天然紀念物保存法成立施行(大正8年6月1日)から100年)。文化庁では,この節目に当たって,『発掘された日本列島展2019』において「記念物100年」の特集展示を行う。また,広く国民に「記念物」について改めて周知し,その保護の重要性について理解してもらうため,3年間(令和元年度~3年度)にわたって「記念物100年」事業を実施予定。これまで100年間,どのような形で保護が図られてきたかを振り返りながら,多様性豊かな「記念物」のこれからの100年に向けた保護の取組の形を創造していく。
<実施事業内容>(令和元年5月20日現在)
- ・キックオフイベントの開催(前述)
- ・『発掘された日本列島展2019』における「記念物100年」の特集展示
- ・地方公共団体との共催による「記念物100年」参加事業の実施
- ・史跡名勝天然記念物を活用した民間事業者とのコラボレーション事業の実施(詳細後日)
上記のほか,3年間にわたって文化庁主催事業,地方自治体や民間事業者との連携などにより,事業内容を充実させていく予定。これらの情報は,文化庁ホームページにて順次情報提供していく。
また,記念物制度や100年の保護の歩み等の解説ページも充実していく予定。
今後実施する関連イベント情報等をお見逃しなく!
記念物100年特設ページ(https://www.bunka.go.jp/seisaku/bunkazai/1417023.html)
▲記念物100年ロゴマーク
<担当>文化庁文化財第二課
- 課長補佐
- 濱田(内線3101)
- 総括係長
- 今井(内線4767)
電話:03-5253-4111(代表)
03-6734-2876(直通)
E-mail:bunkazai2@mext.go.jp
別紙
出演者プロフィール(118.9KB)

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