「日本のたてもの ―自然素材を活かす伝統の技と知恵」の開催について

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令和2年11月13日

文化庁,日本芸術文化振興会,東京国立博物館,国立科学博物館及び読売新聞社は,東京国立博物館 表慶館ほかにおいて,「日本博」の主要事業の一つとして,古代から現代までの日本を代表する建築の模型や資料を一堂に公開する展覧会を開催しますので,お知らせいたします。

本展は,木材・土・石など多様な自然素材を優れた造形物へ昇華させた日本の伝統建築のうち,その縮小表現によって高い美意識と加工技術を際立たせた「建築模型」に焦点をあて,自然素材を活かした造形的特徴を飛鳥時代から現代建築まで通史的に俯瞰するものです。

2018年にユネスコ無形文化遺産へ提案された,「伝統建築 工匠の技:木造建造物を受け継ぐための伝統技術」に関する解説パネルを設置し,建築図面,大工道具を展示するとともに,現在その維持が困難とされる,伝承者養成・技能錬磨・原材料や用具の確保など,近年の取組についても紹介します。

本展は,「日本博」,「紡ぐプロジェクト」の一環として開催するものです。

展覧会概要

1. 会場

① 東京国立博物館 表慶館第1~9室(古代から近世、日本建築の成り立ち)

② 国立科学博物館 日本館1階 企画展示室(近代の日本、様式と技術の多様化)

③ 国立近現代建築資料館(工匠と近代化―大工技術の継承と展開―)

2. 会期

① 東京国立博物館会場:令和2年12月24日(木)~令和3年2月21日(日)

② 国立科学博物館会場:令和2年12月8日(火)~令和3年1月11日(月・祝)

③ 国立近現代建築資料館会場:令和2年12月10日(木)~令和3年2月21日(日)

3. 主催

文化庁,日本芸術文化振興会,東京国立博物館,国立科学博物館,読売新聞社

4. 特別協賛

キヤノン,JR東日本,日本たばこ産業,三井不動産,三菱地所,明治ホールディングス

5. 協賛

清水建設, 髙島屋,竹中工務店,三井住友銀行,三菱商事

6. 協力

国立歴史民俗博物館,金沢工業大学

7. 作品件数

建築模型33件(予定)(国指定文化財の該当なし)
他,近代の工匠技術関連資料

8. お問合せ

「日本のたてもの」広報事務局 担当:平野,池袋

電話:03-3406-3419FAX:03-3499-0958E-mail: tatemono@ypcpr.com

<担当>

(日本博に関すること)

文化庁参事官(芸術文化担当)付

新文化芸術創造活動推進室

室長
廣野宏正(内線4831)
プロジェクトマネージャー
小林洋文(内線3109)
電話:03-6734-3109(直通)

(東京国立博物館の展示内容)

文化庁文化資源活用課

課長補佐
平桑正利(内線4837)
文化財調査官
黒坂貴裕(内線2796)
電話:03-5253-4111(代表)

(国立科学博物館の展示内容)

国立科学博物館

事業推進部企画展示課
福井彰,飯岡達人,深澤
電話:03-5814-9142,9840,9885(直通)

(国立近現代建築資料館の展示内容)

文化庁国立近現代建築資料館

副館長
浅田泰司
電話:03-3812-3401(直通)

(3会場を通じた運営等)

文化庁国立近現代建築資料館

日本芸術文化振興会 日本博事務局 文化事業第1チーム
長澤由美子,田川
電話:03-3265-6075(直通)

別紙

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