本展は，歴史的に政治，経済，文化や信仰の中心地であった山紫水明の歴史都市，京都ゆかりの文化財のうち，精華ともいうべき美術工芸品の国宝を中心に展観し，京都が日本の文化財保護に果たしてきた重要な意義を御紹介しようとするものです。

また，我が国における文化財の偉大な護り手であり続けてきた皇室の至宝の数々や，貴重な品々の修理や復元模造，その用具材料の生産といった，現代の文化財保護に不可欠な各種の取り組みについても御紹介いたします。

本展は，政府が推進する「日本博」及び「紡ぐプロジェクト」の一環として開催するものです。

【展覧会概要（予定）】

1．会場

京都国立博物館 平成知新館（京都市東山区茶屋町527）

2．会期

令和3年7月24日（土）～9月12日（日）

3．主催

文化庁，京都国立博物館，独立行政法人日本芸術文化振興会，読売新聞社

4．特別協力

宮内庁（宮内庁三の丸尚蔵館）

5．出品文化財

国宝66件，重要文化財3件（現時点。さらに追加される可能性あり）宮内庁所蔵文化財5件，ほか模写模造，文化財修復用具・関連映像等

6．お問合せ

特別展「京の国宝―守り伝える日本のたから―」広報事務局（担当：平野・鈴木・池袋）

電話：03-6820-8105 FAX：03-3499-0958 E-mail：miyako2021@ypcpr.com

7．公式ホームページ

https://tsumugu.yomiuri.co.jp/miyako2021/