文化審議会の答申(国宝・重要文化財(建造物)の指定)について

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令和4年5月20日

文化審議会(会長佐藤(さとう)(まこと))は、令和4年5月20日(金)に開催された同審議会文化財分科会の審議・議決を経て、8件の建造物を重要文化財に新規に指定し、あわせて9件の国宝・重要文化財について追加指定(件数は変更なし)することを文部科学大臣に答申しました。

この結果、官報告示を経て、国宝・重要文化財(建造物)は、2,548件、5,336棟(うち国宝229件、292棟を含む。)となる予定です。

◎今回の答申における主なもの

【重要文化財】 吉野(よしの)神宮(じんぐう)奈良県吉野郡吉野町

吉野(よしの)(やま)に位置する後醍醐(ごだいご)天皇を祀る神社。昭和初期に整備された豊かな社頭(しゃとう)景観を造る社殿群は、内務省神社局直営に係る角南隆(すなみたかし)設計の最初期の神社として重要。

【重要文化財】 耶馬渓橋(やばけいばし)大分県中津(なかつ)

国の名勝に指定されている耶馬渓の観光開発に伴って大正12年に建設された我が国最初期の観光道路施設。現存する最長の石造アーチ橋としても希少。

<担当>文化庁文化財第二課電話:03-5253-4111(代表)

課長
山下信一郎
課長補佐
時枝正和
調査部門
田中禎彦、光(内線2793)
審議会係
幸一郎、内田奈緒(内線3160)

別紙

指定される文化財の概要、答申件数とそれを加えた累計、時代別、種別内訳を記載しています。

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