文化審議会の答申(重要伝統的建造物群保存地区の選定)

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令和5年11月24日

文化審議会(会長佐藤(さとう)(まこと))は、令和5年11月24日(金)に開催された同審議会文化財分科会の審議・議決を経て、新たに1地区を重要伝統的建造物群保存地区に選定することを文部科学大臣に答申しました。

この結果、官報告示を経て、重要伝統的建造物群保存地区は127地区となる予定です。

重要伝統的建造物群保存地区の新規選定

名   称 所 在 地
宇和島市(うわじまし)津島町(つしまちょう)岩松(いわまつ)伝統的建造物群保存地区 愛媛県宇和島市

◎今回の答申における特筆すべきもの

宇和島市津島町岩松伝統的建造物群保存地区愛媛県宇和島市

愛媛県南予地方のリアス海岸にそそぐ岩松川河口域に位置し、農村から周囲の集落の物資集散地への変容とともに町並みが形成され、江戸後期から近代にかけて商業を基軸に発展しました。江戸末期から昭和40年代にかけて建てられた町家は二階全体を座敷として接客空間を設けます。狭隘な敷地に建てられた伝統的建造物や水路を構成する石垣等が、河川及び周囲の急峻な山林と一体となって歴史的風致を良く伝えます。

<担当>文化庁文化財第二課 電話:075-451-4111(代表)

課長
田中禎彦
課長補佐
田中佳幹
伝統的建造物群部門
梅津章子、村上玲奈、山﨑初盟(内線9772)
審議会係
森幸一郎、和田智寛(内線9756)

別紙

選定された地区の概要,累計等を記載しています。

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