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令和6年1月18日
マンガ、アニメ、ゲーム等のメディア芸術は、広く国民に親しまれているだけでなく、新たな芸術の創造など我が国の芸術創造活動全体の活性化を促すとともに、海外からも高く評価され、わが国への理解や関心を高めています。
文化庁では、これまでもメディア芸術の振興に向けて、クリエイター等の育成支援、メディア芸術作品・関連資料の収集・保存・活用に向けた分野を横断したネットワークの構築やノウハウの共有の推進、全国の所蔵館等におけるアーカイブの取組への支援等の施策を実施してまいりました。
近年、マンガやアニメ、ゲーム等の中間生成物等(原画やネーム等)の散逸や劣化の危険性が急速に高まり、その対応は喫緊の課題となっています。文化庁では、そうした課題への対応として、我が国を代表するマンガ家のちばてつや氏の協力の下、中間生成物等を対象に、整理・デジタル化のパターン検証等の工程・手法等に係る調査研究を行い、適正な保管や利活用に向けた検証を行います。
本調査研究は、独立行政法人国立美術館等の助言・協力等を得て実施することとしており、得られた成果や課題については、今後、国立美術館におけるマンガ原画等の調査研究や展示等にも活かしていくこととしています。
文化庁参事官(芸術文化担当)
- 参事官
- 圓入 由美
- 参事官補佐
- 吉井 淳
- 主任
- 毛利 哲哉
【代表】03-5253-4111(内5054)
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