博物館法の改正等により博物館に求められる役割が急速に多様化・高度化している一方、様々なリソースが不足している現状から博物館側がこれらの動向に対して十分に対応ができない状況が散見されています。
そのため、博物館を取り囲む現状を踏まえ、この現状課題に対する担い手となる学芸員や博物館職員の新たな能力開発や資質向上が急務となっていることから、本事業では、博物館の機能強化を目指し、学芸員等の資質向上を図るために各館の課題に対する専門性を有する専門家を各館に派遣します。
本募集では、専門家による課題の掘り起こしや論点の整理といったコンサルテーション、ならびに具体的な取組に対する助言を受けながら、主体的に博物館の機能強化に取り組む意欲のある博物館または博物館関連団体等、および博物館を支援いただける専門家からの応募を受け付けます。
説明会の実施
- 博物館向け
- 日時:詳細はこちら
- 申込期間:令和8年7月10日(金)~7月27日(月)17:00
- 専門家向け
- 調整中
事業概要
本事業は、博物館(※1) の場に対象となる4テーマの専門的人材を派遣し伴走支援を通じて、学芸員等、博物館の専門的職員が課題解決に必要なスキルの習得を図ることを目的とした支援事業です。
本事業では、対象となる4テーマにおいて課題を抱えている(認識している)博物館に対して、各館のニーズを踏まえて事務局がマッチングした各分野の専門家を派遣します。派遣された専門家はその専門性を最大限に発揮し、主体的に課題解決に取り組む博物館への助言・指導・研修といった伴走支援を実施いたします。
本募集においては、専門的人材の伴走支援を受け入れ、支援事業の調査研究にご協力いただける博物館(※1) もしくは博物館関連団体(※2) 、および博物館を支援いただける専門家を募集いたします。
(※1)博物館、美術館、科学館、動物園、水族館等を含むあらゆる館種の施設が対象
(※2)地域の博物館協会、館種別団体・ネットワーク、地域の中核館等
(1)事業の仕組
事業の流れ
- ①博物館から本事業の対象となる4テーマの専門家派遣申請
- ②申請内容を踏まえ、事務局が専門家をマッチング
- ③派遣された専門家による伴走助言・コンサルテーションを実施


(2)期待される事業成果
- 多くの博物館ではそれぞれの現状や課題に正面から取り組むだけのノウハウやリソースが不足しているため、取り組みたくても取り組めないケースがあるものと認識しています。そこで、博物館支援や同種支援の実績豊富な専門家を博物館に派遣し、各館の取り組みへの伴走支援を行います。
- 専門家の知見を最大限に活用して課題解決に取り組んだとしても、その取り組みが継続的なものにならなければ真の意味での課題解決とは言えません。本事業における課題解決の主役はあくまでも各博物館です。サポート役である専門家が課題解決に向けて各博物館と伴走することで、いわばOJT(オン・ザ・ジョブ・トレーニング)を受けているかのように、人材育成が進むことが期待されます。

(3)募集テーマ
以下4つのテーマから、該当するもの1つ以上を選択可能です。ただし、応募多数等の理由により、すべての希望に添えない場合がある点はご容赦ください。
1. デジタルアーカイブ、コンテンツ造成支援、知識・技術の提供
例:博物館におけるデジタルアーカイブの作成やDXに資するような整備、資料の価値や魅力を伝えるためのコンテンツ造成などに取り組む内容
2. 展示や広報発信の改善を行うための支援、知識・技術の提供
例:これからの博物館に求められる社会的価値形成のための、楽しく理解を深めることができる展示や広報発信の改善を行う取り組み
3. ファンドレイジング活動支援、知識、技術の提供
例:多様な博物館支援を持続的かつ発展的に集め、博物館活動の充実に繋げるためのファンドレイジングの取り組み
4.運営方針・中期計画・評価点検に関する知識・技術の提供
例:博物館の運営方針や中期計画の策定、事業成果の測定・可視化や、活動改善のための評価の導入及び実施に係る取り組み
(4)事業期間(予定)
令和8年9月上旬から令和9年2月末まで
(5)派遣される専門家の人数
原則1名
※申請内容によっては複数人の場合もあり
(6)費用負担
専門家派遣に関する博物物館側の費用負担なし。
ただし、受け入れに必要な経費(※1)が生じた場合については、博物館側での負担をお願いいたします。
(※1)例)博物館側の用意する資料の印刷費、ゲストWi-Fiがない場合の借り上げ費 等
先行事例
- 令和6年度事例(1.2MB)
問い合わせ
令和8年度「博物館機能強化推進事業(専門的人材派遣 )」事務局(EY新日本有限責任監査法人内)
- メール
① 氏名 ②所属 ➂役職 ④電話番号 ⑤問い合わせ事項を ご記入いただき、以下メールアドレス宛にお送りください。
support.for.museums@jp.ey.com - 電話
03-3503-1049
対応時間:平日10:00~16:00(8/17(月)および土日祝 休み)
文化庁による本件担当
文化庁参事官(文化拠点担当)付博物館振興室
TEL 03-5253-4111









