博物館機能強化推進事業(専門的人材派遣)の受け入れを希望する博物館・団体の募集について

専門的人材派遣による博物館支援事業を行うにあたり、専門的人材の伴走支援を受け入れ、支援を受けることを希望される博物館と団体を募集いたします。

なお、詳細についてはこちらを御参照ください。

目的

昨今、博物館に求められる役割は多様化・高度化しており、多くの博物館では、こうした現状や課題に正面から取り組むためのノウハウやリソースが不足しているのが実情です。そのため、取り組みたくても十分に対応できないケースがあると認識しています。こうした状況を踏まえ、本事業では、各館が抱える課題に対して専門的な知見を有する専門家を派遣し、伴走型の支援を行うことで、課題の解決とともに、学芸員や博物館職員の新たな能力開発および資質向上を図ります。

本募集では、専門家による課題の掘り起こしや論点の整理といったコンサルテーション、ならびに具体的な取組に対する助言を受けながら、主体的に博物館の機能強化に取り組む意欲のある博物館または博物館関連団体等からの応募を受け付けます。

・対象

博物館(※1・2)と博物館関連団体等(※3・4・5)

※1 支援の対象となるのは、登録博物館・指定施設のみです。ただし、類似施設であっても、開館日数や学芸員(相当する職員)の配置等の外形的要件を満たし、登録を担当する部署と具体的なやり取りを進めていることがわかる書類をご提出いただくことで応募は可能です。

※2 館種・規模は問いません。

※3 博物館関連団体等とは、地方の博物館協会や館種別ネットワーク、複数の館と連携した地域の中核館等。

※4 応募を考える博物館関連団体等の連携館に博物館類似施設が含まれている場合であっても、応募が可能です。

※5 連携している博物館が5館以上の博物館関連団体等を支援対象とします。

派遣する館数および団体数

  • 個別博物館上限30館
  • 博物館関連団体等上限3団体

派遣メニュー ※いずれかを選んでご応募ください

① デジタルアーカイブ、コンテンツ造成支援、知識・技術の提供

博物館におけるデジタルアーカイブの作成やDXに資するような整備、資料の価値や魅力を伝えるためのコンテンツ造成などに取り組む内容

② 展示や広報発信の改善を行うための支援、知識・技術の提供

観光者への対応やこれからの博物館に求められる社会的価値形成のための、楽しく理解を深めることができる展示や広報発信の改善を行う取組

③ ファンドレイジング活動支援、知識、技術の提供

多様な博物館支援を集め、博物館活動の充実に繋げるためのファンドレイジングの取組

派遣時間数(最大)

・個別博物館

1施設  30時間まで専門的人材の派遣が可能

・博物館関連団体等

1団体 150時間まで専門的人材の派遣が可能

※1 支援時間には専門家の事前・事後の準備時間等も含みます。

※2 博物館への専門家の現地支援は、期間中1回以上を必須とし、3回を上限とします(個別博物館・博物館関連団体等で共通)。

※3 博物館関連団体等への支援については、団体構成館への全体研修を必須としますが、研修実施だけでは不可。最大5館までの博物館へ個別支援を行うこと。

説明会実施

オンライン説明会(事前申し込み制)を下記のとおり開催いたします。

なお、実際の応募にあたっては、説明会の参加は必須ではありません。

日時:7月18日(金)14:00-15:00

会場:オンライン(Microsoft Teams)

※後日、録画によるアーカイブ配信も行いますが、説明会中で質問等も受け付けるため、応募を検討されている博物館や団体においてはできるだけ当日ご参加ください。

詳細はこちらをご確認ください。

提出先・問合せ先

専門的人材派遣事務局(PwCコンサルティング合同会社内)

住所:〒100-0004 東京都千代田区大手町1丁目2-1 Otemachi One

E-mail: jp_cons_support_for_museum@pwc.com

対応時間:平日10:00~16:00(土日祝 休み)

文化庁による本件担当

文化庁企画調整課博物館振興室

TEL 03-5253-4111

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