文化庁は、公益財団法人文化財保護・芸術研究助成財団、PROJECT_Vega(株式会社博報堂の官民共創推進組織)、READYFOR 株式会社とともに、官民共創による寄附促進事業「文化財サポーターズ」を実施しています。(令和6年3月26日開始)
1. 趣旨・目的
社会全体で文化財を次世代へ継承していくために、個人・企業が文化財との新しいつながりを持つきっかけとしての寄附という新たな取組を普及することを目的として、官民共創による寄附促進の仕組みを構築します。
2. 事業内容
■文化財の保存・活用のための寄附促進に関する連携協定(文化庁、READYFOR株式会社)
文化庁と READYFOR 株式会社は、個人や企業が文化財の保存・活用に参加し、文化財に対する共感を育む機会になることで、文化財の支え手の輪が広がっていくことを期待し、文化財の保存・活用のための寄附を社会に一層定着させることにより、文化財を次世代に確実に継承していくために協働することで合意しました。
(参考)文化財の保存・活用のための寄附促進に関する連携協定書(99KB)
■文化財保存活用コーディネーターの配置(文化庁)
民間のファンドレイザーなどを文化財保存活用コーディネーターとして文化庁に配置し、文化財所有者の寄附募集を支援します。
■個人・企業からの寄附促進・助成事業(文化庁、(公財)文化財保護・芸術研究助成財団、PROJECT_Vega)
文化庁、(公財)文化財保護・芸術研究助成財団及び PROJECT_Vega は、個人・企業からの寄附を原資とする文化財の保存・活用への助成事業を実施します。
(参考)助成事業実施イメージ(488KB)
第1弾として、令和6年3月から、能登半島地震の被災文化財の復旧と創造的復興を支援するため、松井秀喜さんに応援団長に就任いただいて、「令和6年能登半島地震 文化財復興緊急支援事業」を実施しました。
〔支援対象〕 ※公募・審査会による審査を経て決定
- ・ 白山神社/黒丸家住宅【石川県珠洲市】(共に国指定重要文化財)
- ・ 中谷家住宅【石川県鳳珠郡能登町】(国指定重要文化財)
- ・ 旧田中家住宅【富山県射水市】(国登録有形文化財)
寄附総額及び各支援対象文化財への分配額は以下をご覧ください。
寄附総額及び各支援対象文化財への分配額 (129KB)
(参考)過去2回のクライドファンディングページ
3.文化財サポーターズロゴマークについて
文化財サポーターズ事業においては、ロゴマークを作成しています。
本ロゴマークの使用を希望される方は、以下の使用規程に則り、事前に届出をした上でロゴマークを無償で使用することができます。
「文化財サポーターズ」ロゴマーク使用規程 (130KB)
(別添)届出様式 (29KB)

<担当>文化庁文化資源活用課
電話:075-451-4111(代表)
075-451-9653(直通)

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