《採択団体》久慈市
《事業名》日本一の白樺美林の里に受け継がれた 甘さとしょっぱさ
~オンリーワンの粉もん食文化・「まめぶ」~
《食文化》まめぶ (分布:岩手県久慈市 旧 山形村)

- ≪食文化ストーリー≫(541KB)
- ≪調査報告書≫(4.8MB)
≪保護継承・発信等の取組≫
■記録映像
- 久慈市山形町の美しい山村の風景、日本一の白樺美林、短角牛が育てられている牧場などを背景に、江戸時代からの「まめぶ」作りの伝統を守ってきたおばあさんが、一人語りで郷土食「まめぶ」の魅力を語ります。そして、孫たちと一緒に「まめぶ」を作りながら、地域の食文化を伝承していく様子を愛情あふれるタッチで描いています。
■シンポジウム、ワークショップ等

(地域の宝 まめぶ 冊子)
- 1.山形歴史街道「まめぶ」講座
- 「地域の宝!「食文化」を見つめ直す」と題した基調講話を岩手大学名誉教授で食文化の専門家である菅原先生にお願いし、それを基に「山形地域の郷土料理『まめぶ』の謎・魅力をさぐる」ためのパネルディスカッションを、地元の代表、有識者で実施しました。山形町内の住民が多数参加し、関心の高さが伺われました。

- 2.「まめぶ」未来継承講座(計4回)
- 山形町内の小中学校で児童・生徒向けの講座を開いて、郷土食「まめぶ」についてその歴史を学び、「まめぶ」作りを体験し、親しんでもらいました。講師は地元の主婦らが務め、コツを教わった生徒たちは、真剣な顔つきで生地を丸めていました。先生方も、「地域の食文化を他の人に紹介できるようになってほしい」と話しています。学年別等、4回にわけて開催。

- 3.「まめぶ」継承講座
- 山形町内の各集落で活躍する食の匠、主婦が集まり、意見交換会を行いました。集落によって少しずつ異なる「まめぶ」の伝承を、お互いに確認し合う機会になりました。

4.「まめぶ」展2022&「まめぶ」食フェスタ2022
「まめぶ」の由来や語源、作り方を解説した展示と、各集落に伝わる8種類の「まめぶ」食べ比べができる食フェスタを開催しました。


- 5.「山形町郷土食保存継承の会」の設立
- 今後の地域での活動を継続するために、山形町内の郷土食の活動グループをまとめた組織を立ち上げました。
(参考)山形町郷土食保存継承の会 https://www.facebook.com/kuji.mamebu/

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