一般社団法人下呂温泉観光協会

《採択団体》一般社団法人下呂温泉観光協会

《事業名》下呂市を彩る食文化の文化財登録を目指して~朴葉寿司 その風土・歳時記・歴史・味覚・未来~

《食文化》朴葉寿司(分布:下呂市ほか)

≪保護継承・発信等の取組≫

■記録動画の作成

下呂市の食文化 朴葉寿司

下呂市を含む飛騨地域において食されてきた朴葉寿司は、田植えも終わり一息つく野やすみの初夏、鱒や鮭等を具材として使用した酢飯を大きな朴葉で包んだ郷土料理です。南北で異なる作り方があり、朴葉寿司の食べ方の唄まで存在するなど地域独自の食文化を残しています。下呂市の風土が生み出す味覚を動画でご覧ください。

下呂市の食文化 朴葉寿司(youtube動画のサムネイル画像)

■シンポジウム、ワークショップ等

1.食文化ミニ講座と調理実習会の開催

①食文化ミニ講座「朴葉寿司をはじめとする食文化について」

講師:丸山 幸太郎氏(岐阜女子大学地域文化研究所教授)

岐阜県内の食文化を長年研究してきた丸山教授による分かりやすい講座を実施しました。参加者はあたりまえに食してきた料理に風土や気候、歴史、流通、生活など多様な要因があり食の「文化」を形成していることを学び、多くの方から地域独自の宝ものとして守り続けていかなければいけないとご感想をいただきました。
食文化ミニ講座「朴葉寿司をはじめとする食文化について」の講演の様子

②調理実習会「朴葉寿司調理」

講師:都竹玲子氏、田中知恵子氏(のうさん糀村スタッフ)

会場:益田清風高等学校キッチンラボ

下呂市民20名あまりにご参加いただきました。調理のプロから手順や材料、ちょっとしたコツを学び、準備した各種具材でお好みの朴葉寿司を調理。地元では自宅以外の朴葉寿司を食べる機会はほとんどないため、他人の作った朴葉寿司にも興味深々。貴重な体験だったようです。最後はみんなで試食会。全員笑顔になりました。
調理実習会「朴葉寿司調理」の様子

(参考)一般社団法人下呂温泉観光協会ホームページ https://www.gero-spa.com/

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