1.趣旨
我が国の国語施策について周知するとともに,国語を巡る諸問題を取り上げ,改善の方法等について研究協議し,国語に対する関心を高めるとともに国語施策の充実に資する。
なお,本協議会は,国の国語施策の一環として,その普及と理解の促進を狙いとしており,学校教育における国語科教育の推進を直接の狙いとするものではない。
2.主催
文化庁,石川県教育委員会,(共催:金沢大学)
3.会期
令和元年8月7日(水)・8日(木)
4.会場
ホテル金沢
〒920-0849金沢市堀川新町1番1号TEL:076-223-1111
5.日程
※上記日程中の〔全体〕は,全体会での説明・講演,〔部会〕は部会での発表・協議であることを示している。なお,都合で日程等を変更することもあり得る。
6.参加範囲
北海道・青森・岩手・宮城・秋田・山形・福島・茨城・栃木・群馬・埼玉・千葉・東京・神奈川・新潟・富山・石川・福井・山梨・長野・岐阜・静岡・愛知
※開催県や日程の関係から,西日本地区の方が参加しやすい場合には,参加範囲に該当しない地区に参加することができる。
- 西日本地区
- 令和元年8月22日(木)・23日(金)
- ザ・グランドパレスホテル
- 〒770-0831徳島市寺島本町西1丁目60-1TEL:088-626-1111
7.参加者
- (1)参加者の数は,開催県を除き1都道府県20名程度,1会場200名程度とする。
- (2)参加者の範囲は,主としてア~オに該当する方とする。ただし,国語に関心のある一般の方からの希望にも広く応じるものとする。
- ア指導主事及び幼児教育・初等中等教育諸学校の教職員並びに大学等の教職員
- イ社会教育関係者,図書館関係者,報道・出版関係者
- ウ国及び地方公共団体の職員で,公文書の作成指導又は広報資料の作成に携わる者
- エ学校教育及び社会教育に携わるボランティアメンバー
- オその他,教育や企業研修等に関わっている者
- (3)参加者は参加する部会を自由に選ぶことができる(会場等の都合により,希望に沿えない場合がある。)。
- (4)全体会講演(2日目午後)については,会場に余裕が見込める場合には,石川県教育委員会で,上記ア~オにかかわらず広く国語に関心のある参加者の募集を別途行う。
8.全体会講演
講演講師:安部達雄氏(一橋大学,成城大学,早稲田大学非常勤講師)
演題:「国語辞典から見える日本語」
9.全体会説明テーマ
- (1)国語施策の概要について
- (2)文化審議会国語分科会の審議内容について
- (3)文化審議会答申「敬語の指針」及び消滅の危機にある言語・方言に関わる事業について
- (4)国語に関する世論調査等について等
10.部会
- (1)部会は,3部会構成とする。
- (2)各部会とも,定員は70名程度とする。
- (3)各部会のテーマ,内容等は,次のとおりとする。
部会 | 内容 | 発表者及び助言者等 |
---|---|---|
第1部会 |
「言葉遣い」について 金沢大学加藤和夫教授をファシリテーターとして,方言や中高生の敬語使用に関する報告を基にした研究協議を行います。 |
【発表者】 金沢大学 教授加藤和夫 金沢大学大学院修士課程 1年埴崎未緒 【助言者】 文化庁国語課 国語調査官鈴木仁也 |
第2部会 |
「コミュニケーション」について 昨今増えている外国人子弟(日本語を母語としない人)や発達障害等の困難さを抱えた人々との日本語(言葉)によるコミュニケーションについて,実態調査等の報告を基にした研究協議を行います。 |
【発表者】 金沢大学 教授武居渡 北陸大学 講師石津みなと 金沢大学 助手宮崎悦子 【助言者】 文化庁国語課 国語調査官武田康宏 |
第3部会 |
「読書」について 国語力の向上に資する「読書」を児童生徒に推進していくために,学校・家庭・地域社会においてどのように働き掛けていけばよいか,実践を基に協議します。 |
【発表者】 金沢大学 教授折川司 県立図書館 司書河村美紀 白山市立松任図書館 司書白濱麻衣子 司書大橋留美子 【助言者】 文化庁国語課 専門職小沢貴雄 |
11.参加申込書の提出方法等
12.交通・宿泊・昼食について
交通・宿泊・昼食については,参加者各自で手配をお願いします。
(会場周辺,金沢駅周辺には多数飲食店があります。会場内は原則飲食禁止です。)
13.会場アクセス
ホテル金沢
〒920-0849金沢市堀川新町1番1号
TEL076-223-1111FAX076-223-1110
金沢駅兼六園口(東口)より徒歩1分