○ | テーマ | : | 「日本語教育への漫画の活用について」 |
○ | 趣旨 | : | 近年,文化コンテンツである漫画や映画等の日本語教育への活用が注目されている。それは,学習に対する強い動機付けになるばかりではなく,教育効果の高い活用法等が研究・開発されてきたことによるものと考えられる。 そこで,本大会では,日本語教育,異文化理解学習における漫画の効果的な活用について考える。 |
平成18年8月9日(水)
会場:昭和女子大学 グリーンホール
10:00 開会
○ | あいさつ |
○ | 日本語教育施策説明 |
11:00〜12:00 基調講演
○ | テーマ | : | 「漫画の力」 |
○ | 趣旨 | : | 世界で注目されている日本の漫画,アニメーションの現状について紹介するとともに,他国に与えている影響とその意味についてお話いただく。また,今後漫画やアニメーションが日本の文化交流においてどのような役割を果たすのか,お考えをお話しいただく。 |
○ | 講演者 | : | 岡田 斗司夫(敬称略) |
13:00〜15:00 パネルディスカッション
○ | テーマ | : | 「日本語リソースとしての漫画の活用」 |
○ | 趣旨 | : | 漫画は日本語教育においてこれまでも活用されてきたリソース(教育情報)であるが,現在の活用法と,活用にあたっての留意点について協議する。更に,漫画の専門家を招き,漫画ならではの表現力について御紹介いただき,日本語教育における効果的な活用の方法について考える。 |
○ | 進行役 | : | 山田 泉(法政大学教授) |
○ | パネリスト | : | 大蔵 守久(財団法人波多野ファミリースクール主管) 加藤 清方(東京学芸大学教授) 牧野 圭一(京都精華大学マンガ学部 学部長) (敬称略) |
15:15〜17:15 分科会
第1分科会(グリーンホール)
○ | テーマ | : | 「親子参加型の日本語教室の報告」 |
○ | 趣旨 | : | 文化庁委嘱事業「学校の余裕教室等を活用した親子参加型日本語教室」の活動内容と事業から得られた知見を紹介しながら,親と子供が共に学ぶことの意義について考え,今後の地域における活動の参考とする。 |
○ | 講師 | : | 中元 司郎(財団法人海外日系人協会 継承日本語教育センター 所長) |
○ | 事例発表者 | : | 吉岡 香子(親子日本語教室「新宿虹の会」) 松本 一子(NPO法人子どもの国理事) 春原 直美(長野県国際交流推進協会常務理事兼事務局長) (敬称略) |
第2分科会(80年館オーロラ・ホール)
○ | テーマ | : | 「ITを利用した漫画の日本語学習教材」 |
○ | 趣旨 | : | 漫画を用いた日本語学習のIT教材を具体的な活用例とともに紹介し,その効果について説明する。そして,日本語の自立学習や遠隔教育の可能性を学習リソース活用という観点から考える。 |
○ | 講師 | : | 岡部 真理子(都留文科大学非常勤講師)
(敬称略) |
第3分科会(学園本部館大会議室)
○ | テーマ | : | 「漫画・イラストを用いた言語技術教育の技法」 |
○ | 趣旨 | : | 自分の考えをわかりやすく相手に伝える技術の習得のために,漫画やイラストなどを用いた指導がある。この言語技術教育の指導法を紹介するとともに,日本語教育における活用方法を考える。 |
○ | 講師 | : | 三森 ゆりか(つくば言語技術教育研究所所長)
(敬称略) |