令和元年度「東アジア文化交流使」の決定

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文化庁では,このたび,令和元年度「東アジア文化交流使」(※)を以下の2名に決定し,11月18日(月)に指名書交付式を行いますので,お知らせします。

※「東アジア文化交流使」とは,中堅・若手芸術家等を中国・韓国を中心とした東アジア諸国に派遣し,日本の文化を広く世界に紹介する事業です。

1.令和元年度「東アジア文化交流使」

<韓国派遣>

額田(ぬかた)大志(まさし)氏(作曲家,演出家)

(1)プロフィール

大学在学中の平成24年に,8人組バンド・東京塩麹を結成。音の反復と解体,再構築を主軸とし,バンドでありながら完全に譜面に落とし込まれた独自の音楽性で注目を集める。また平成28年に演劇カンパニー・ヌトミックを結成。「上演とは何か」という問いをベースに,音楽のバックグラウンドを用いた脚本と演出で,パフォーミングアーツの枠組みを拡張していく作品を発表している。演劇分野では『それからの街』で第16回AAF戯曲賞大賞,古典戯曲の演出でこまばアゴラ演出家コンクール2018最優秀演出家賞を受賞。

(2)活動内容等

韓国に令和2年3月中旬に派遣予定。主な活動内容として,現地のアーティストと交流や共演によるコンサートを開催する。

<中国派遣>

山縣(やまがた)良和(よしかず)氏(デザイナー,エデュケーター)

(1)プロフィール

平成19年4月,自身のブランド「writtenafterwards(リトゥンアフターワーズ)」を設立。デザイナーとしての活動のかたわら,ファッション表現の実験と学びの場として「ここのがっこう」を主宰している。これまでに毎日ファッション大賞特別賞受賞,TOKYO FASHION AWARD受賞,インターナショナルコンペティションITS#THREE(イタリア,トリエステ)で3部門を受賞するなど,多数の受賞歴がある。

(2)活動内容等

中国に派遣予定。主な活動内容として,北京,上海を中心に,現地のアーティスト等との交流やワークショップ等を開催する予定。

(敬称略,50音順)

・2名の略歴は別紙1を御参照ください。

・「東アジア文化交流使」の事業概要は別紙2を御参照ください。

2.東アジア文化交流使指名書交付式

開催日時:令和元年11月18日(月)14:15~14:45(予定)

会場:文化庁長官室

(東京都千代田区霞が関三丁目2番2号旧文部省庁舎5階)

・詳細は別紙3を御参照ください。

・取材を希望される場合は,別紙4にて申し込みください。

<担当>文化経済・国際課国際文化交流室

室長
鈴木律子(内線3153)
専門官
徳留丈士(内線3167)

電話:03-5253-4111(代表)

別紙

令和元年度「東アジア文化交流使」の略歴などを記載しています。

「東アジア文化交流使」の事業概要などを記載しています。

令和元年度東アジ文化交流使指名書交付式

令和元年度東アジ文化交流使指名書交付式

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