重要伝統的建造物群保存地区の選定について

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令和3年5月21日


文化審議会(会長佐藤(さとう)(まこと))は、令和3年5月21日(金)に開催された同審議会文化財分科会の審議・議決を経て、新たに3地区を重要伝統的建造物群保存地区に選定することを文部科学大臣に答申しました。

この結果、官報告示を経て、重要伝統的建造物群保存地区は、126地区となる予定です。

重要伝統的建造物群保存地区の新規選定

名称 所在地
南越前町今庄宿みなみえちぜんちょういまじょうしゅく伝統的建造物群保存地区 福井県南越前町
若桜町若桜わかさちょうわかさ伝統的建造物群保存地区 鳥取県若桜町
廿日市市宮島町はつかいちしみやじまちょう伝統的建造物群保存地区 広島県廿日市市

◎今回の答申における特筆すべきもの

南越前町今庄宿伝統的建造物群保存地区福井県南越前町


福井県山間部の豪雪地に位置し、17世紀初めに北陸道の宿場町として成立し、明治以降も地域の中心として、また鉄道の町として発展しました。街道沿いには江戸後期から昭和30年代にかけて建てられた、重厚感のある町家が建ち並びます。冬期に設置される雪囲いも特徴的で、越前地方の豪雪地に発展した旧北陸道の宿場町の姿を良く伝えます。

<担当>文化庁文化財第二課

課長
鍋島(内線2873)
課長補佐
田井祐子(内線3027)
伝統的建造物群部門
梅津章子,大石崇史,村上玲奈(内線2794・4697)
審議会係
川口雅之,福島絵里奈(内線3160)

電話:03-5253-4111(代表)

別紙

選定された地区の概要、累計等を記載しています。

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