平成28年度文化庁日本語教育大会(大会報告)

●平成28年度文化庁日本語教育大会を開催しました

今年度は,「ALLJAPANで考えよう!外国人施策から見えてくる日本語教育人材の専門性」をテーマに,二日間で500名以上の参加者が集まりました。

第一日目には,内丸幸喜文化庁文化部長による開会の挨拶の後,文化庁文化部国語課による日本語教育に関連した施策説明を行い,続いて,文化審議会国語分科会日本語教育小委員会の審議状況の説明を行いました。そして,外国人に対する施策について五つの省庁から施策説明をしてもらい,一日目の最後には,それらの施策に基づいた日本語教育人材の育成をする団体に,日本語教育の可能性について意見交換を行いました。

大会第二日目には,「日本語教育人材のキャリアパス~現場で活躍する先輩に直接聞いてみよう!~」を実施し,多岐に渡る日本語教育に関わる人材の活動現場での課題やこれまでのキャリアパスについて,参加者が直接話をきける機会を作りました。

併せて,平成27年度「生活者としての外国人」のための日本語教育事業の委託先事業者による取組がポスターセッションとして発表されました。また,「生活者としての外国人」のための日本語教育テーマ別実践報告会として,「地域日本語教育コーディネーター」,「若者に対する日本語学習支援」,「地域における日本語教育人材の養成・研修」というテーマについて参加者と一緒に考える三つの分科会を開催し,多くの方に御参加いただきました。

更には,「IT・通信による日本語教育~ちょっとのぞいて触ってみよう!~」を開催し,遠隔でも日本語を学べる仕組みを開発した5団体に集まって頂き,ツール紹介を行って頂きました。

大会パンフレット及び登壇者の発表や報告資料は全て文化庁ホームページに掲載いたします。また,当日会場にお越しになれなかった方のために,大会の模様を動画で公開しておりますので,御覧ください。

※大会アンケートに御協力くださいました皆様,ありがとうございました。皆様からの御意見,コメントは,来年度からの大会の更なる発展のために活用させていただきます。

  1. 1当日配布資料
    1. (1)平成28年度「文化庁日本語教育大会」パンフレット(44.3MB)
    2. (2)「生活者としての外国人」のための日本語教育 ハンドブック(3.1MB)
    3. (3)日本語教育の推進に向けた基本的な考え方と論点の整理について(報告)(746KB)
    4. (4)日本語教育の推進に向けた基本的な考え方と論点の整理について 概要パンフレット(8MB)
    5. (5)平成27年度 国内の日本語教育の概要(8MB)
  2. 2プログラム・発表資料等
  3. 3参加表・アンケート集計結果(291KB)
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