文化庁は,1月30日,東京国立博物館大講堂(東京都台東区)で「文化交流使フォーラム2019」を開催しました。
文化交流使とは,「日本の心を世界に伝える」をテーマに,トップレベルの芸術家や文化人の方々に,世界各国で様々な活動をしていただく事業です。
フォーラムでは,大友良英氏(音楽家)および本條秀慈郎氏(三味線演奏家)の演奏,種田道一氏(金剛流能楽師)による仕舞が披露され,はな氏(モデル,タレント)の司会・進行のもと,平成29年度に活動を行った交流使による活動報告が行われました。会の最後には,モデレーターを務めたはな氏と5名の文化交流使,宮田亮平文化庁長官を交えたトークセッションが行われました。
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平成29年度文化交流使の皆様 -
トークセッション
当日の詳細につきましては,報告書及び文化庁You Tubeチャンネルを御覧ください。
なお,当日の様子は,文部科学省YouTubeチャンネルで配信しております。
資料1:報告書(4.0MB)
資料2:文化庁YouTubeチャンネル
出演いただいた文化交流使及び報告内容は以下のとおりです。(出演順,敬称略)
・大友 良英(音楽家)
活動期間:平成29年10月~平成30年2月
活動国:アルゼンチン,チリ,ブラジル,メキシコ,アメリカ,イタリア,フランス
主に南米におけるセッション,子供たちに向けたワークショップの様子を紹介しました。
・鈴木 康広(メディアアーティスト,武蔵野美術大学准教授,東京大学先端科学技術研究センター客員研究員)
活動期間:平成30年2月~3月
活動国:アメリカ,カンボジア,ドイツ,アイスランド
「見立て」ワークショップの模様や,作品『空気の人』を浮かべた各地の風景を紹介しました。
・種田 道一(金剛流能楽師)
活動期間:平成30年1月~3月
活動国:アメリカ,フランス,スペイン,イタリア,ハンガリー
学生やプロの俳優を対象とした仕舞の稽古や,公演の模様について紹介しました。
・本條 秀慈郎(三味線演奏家)
活動期間:平成30年3月~10月
活動国:トルコ,アメリカ,イタリア,フランス,イギリス,ドイツ,チェコ,ロシア
現地演奏家とのコラボレーション,新たな委嘱作品の世界初演について紹介しました。
・増田 セバスチャン(アートディレクター,アーティスト)
活動期間:平成29年9月~平成30年4月
活動国:オランダ,南アフリカ,アンゴラ,アメリカ,ボリビア,ブラジル
各国における「タイム・アフター・タイム・カプセル」プロジェクト実施について紹介しました。
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