1.企画競争に付する事項
- (1)事業名
- 令和3年度「食文化機運醸成事業」
- (2)事業の趣旨
- 平成25年12月にユネスコ無形文化遺産に「和食」が登録されるとともに,平成29年6月に改正された文化芸術基本法では生活文化の例示として「食文化」が明記され,国はその振興を図ることとされた。
これを受けて,文化庁は令和2年度,文化審議会文化政策部会に「食文化ワーキンググループ」を設置して検討を行い,食文化の文化的価値の可視化,食文化発信と文化交流の推進,食文化振興と地域活性化等との好循環の形成等を,今後の食文化振興の基本方針として取りまとめた。
本事業では,この基本方針を踏まえ,地方公共団体,食関連団体,博物館等の文化発信施設と連携し,食文化振興の推進を目的とした事業を実施する。 - (3)事業の内容
- 食文化機運醸成事業の実施に当たり,以下の業務を委託する。
- ①100年フード(仮称)事業
- 地域で継承されている幅広い食文化を対象に,食の文化財登録への地方公共団体・地域住民の関心を高め,100年を超える食文化の継承を促す取組を企画し実施する。
- ②食関連団体との連携事業
- 長い歴史の中で継承されてきた食の技の普及など,食文化の継承・発信活動に取り組む複数の食関連団体等と連携し,食文化の継承・発信を企画し実施する。
- ③食文化ミュージアム事業
- 食に関する展示・体験等を行っている全国の博物館等の食関連施設と連携した食文化の継承促進・発信を企画し実施する。
- ④有識者委員会の開催
- ①~③の事業の企画内容の決定,認定,実施内容及び事業効果の報告等のための有識者委員会を設置し,会議を行う。
2.企画競争に参加する者に必要な資格に関する事項
- (1)予算決算及び会計令第70条の規定に該当しない者であること。
なお,未成年者,被保佐人又は被補助人であって,契約の締結のために必要な同意を得ている者は,同条中,特別の理由がある場合に該当する。 - (2)文部科学省の支出負担行為担当官等から取引停止の措置を受けている期間中の者でないこと。
- (3)次の要件を満たすこと。
・定款,寄附行為又はこれらに類する規約等を有すること。
・団体等の意思を決定し,執行する組織が確立されていること。
・自らを経理し,監査する等会計組織を有すること。
・団体活動の本拠としての事務所を有すること。
3.参加表明書の提出
参加表明書の提出は不要とする。(ただし,企画提案書の提出に必要な公募要領等は,下記にて書類をダウンロードすること。)
4.企画提案書の提出方法等
- (1)企画提案書の提出方法
- 提出書類一式を提出先に郵送し,併せて電子メールにて提出すること。
詳細は公募要領等に示したとおりとする。 - (2)企画提案書の提出期限等
- 提出期限:令和3年5月31日(月)必着(電子ファイルは17時必着)
提出先:下記「本件担当,連絡先」に示す場所。
- 企画提案書の様式(104KB)
5.説明会の開催日時及び開催場所
なし。
6.事業規模(予算)及び採択件数
委託額は2,400万円程度,採択数は1箇所を予定
7.選定方法等
別に定めた審査基準及び公募要領等に基づき,審査委員会において行う。
8.誓約書の提出等
- (1)本企画競争に参加を希望する者は,企画提案書の提出時に,支出負担行為担当官が別に指定する暴力団等に該当しない旨の誓約書を提出しなければならない。
- (2)前項の誓約書を提出せず,又は虚偽の誓約をし,若しくは誓約書に反することとなったときは,当該者の企画提案書を無効とするものとする。
- (3)前2項は,支出負担行為担当官が誓約書の提出を要しないと認める場合は適用しない。
9.その他
本件に関するその他必要事項については,公募要領等による。
【本件担当,連絡先】
- 住所:東京都千代田区霞が関3-2-2
- 担当:文化庁参事官(食文化担当)事業係(柴崎・三好)
- 電話:03-5253-4111(代)(内線 5044)
- FAX:03-6734-4852
- E-mail:syokubunka@mext.go.jp
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