重要伝統的建造物群保存地区の選定について

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令和2年10月16日

文化審議会(会長佐藤(さとう)(まこと))は,令和2年10月16日(金)に開催された同審議会文化財分科会の審議・議決を経て,新たに3地区を重要伝統的建造物群保存地区に選定することを文部科学大臣に答申しました。

この結果,官報告示を経て,重要伝統的建造物群保存地区は,123地区となる予定です。

重要伝統的建造物群保存地区の新規選定

名称 所在地
高岡市吉久(たかおかしよしひさ)伝統的建造物群保存地区 富山県高岡市
津山市城西(つやましじょうさい)伝統的建造物群保存地区 岡山県津山市
矢掛町矢掛宿(やかげちょうやかげじゅく)伝統的建造物群保存地区 岡山県矢掛町

◎今回の答申における主なもの

矢掛町矢掛宿(やかげちょうやかげじゅく)伝統的建造物群保存地区岡山県矢掛町


山陽道の宿場町として栄え,街道沿いには江戸時代後期までに形成された地割(ちわり)に,妻入(つまいり)平入(ひらいり)の町家が混在した変化ある屋並みが見られる。江戸時代の旧本陣と旧脇本陣が重要文化財に指定され揃って残るのは全国唯一で,漆喰(しっくい)塗込の重厚な町家等,江戸時代から近代に建てられた伝統的建造物が良く残り,山陽道の宿場町の歴史的風致を良く伝える。

<担当>文化庁文化財第二課

課長
鍋島(内線2873)
課長補佐
田井祐子(内線3025)
伝統的建造物群部門
梅津章子,大石崇史,清永洋平(内線2794・4697)
審議会係
川口雅之,川村昌由(内線3160)

電話:03-5253-4111(代表)

別紙

選定された地区の概要,累計等を記載しています。

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