未来の100年フード部門〜目指せ、100年!〜
令和7年度認定
遠野ジンギスカン
遠野ジンギスカンは、1950年頃から本格的に食されるようになった岩手県遠野市に根付く独自の食文化です。明治・大正期は羊毛を活用するめん羊飼育が盛んでしたが、戦後、旧満州で羊肉料理を経験した方が精肉店を開業するなどして注目が集まり、市民の食卓に定着しました。主に「生ラム肩ロース」という希少部位を使用し、職人が丁寧に手切りすることで臭みのない柔らかな肉質を実現しています。焼いた後に各店特製の自家製タレを付ける「後付けスタイル」が主流で、タレの違いを語り合う文化も根付いています。さらに、穴を開けたブリキのバケツに固形燃料を入れ、鍋をのせて焼く遠野独自の「バケツジンギスカン」は、家庭や行事でも広く親しまれています。現在は「ONE LAMB 遠野で繋がる羊プロジェクト」により、地域事業者が連携して文化継承と全国発信に取り組んでいます。
岩手県
株式会社遠野ふるさと商社
https://tonofurusato.jp/