伝統の100年フード部門 〜江戸時代から続く郷土の料理〜
令和7年度認定
りゅうきゅう
「りゅうきゅう」は、豊かな魚介類に恵まれる大分県の代表的な郷土料理です。かつては漁師たちのまかない飯として、また魚の保存食として、南部の沿岸地域から大分県全域に広まりました。作り方は、アジやサバなどの新鮮な魚を一口大に切り、醤油、酒、みりん、ごまなどで作る特製のタレと和えて、そのまましばらく漬け込みます。このタレに漬け込む製法は、古くは保存が難しかった生の魚を美味しく食べるための工夫でした。その名の由来は、沖縄の琉球の漁師から伝わったという説や、ごま和えを意味する「利休(りきゅう)和え」が転訛したという説など諸説あります。特製のタレが新鮮な魚の旨味を最大限に引き出し、ごまの香ばしさなど、地域ごとに育まれた個性豊かな味わいを楽しめます。現在も家庭や居酒屋で広く愛され続けている、大分県を代表する味です。
大分県